パーベル・ウドビチェンコさんが、チェルノヴイリからやってきました。
いまも、子供たちのために活動しています。
長年チェルノヴイリ被爆者を支援している医学博士 振津かつみさんも来ました。
被曝に反対するだけでなく、原子力発電に反対して、これを廃炉にしなければいけないと話していました。
会場一杯の人が熱心に討論して、どうしたら全ての原発を無くする事が出来るか。
代替エネルギーがなくて、本当に大丈夫か。
原発が危険だとしても、実際には10人に一人しか署名をしない。
そもそも日本の電力会社は、どういう仕掛けになっているのか。
私たちは、玄海原発でモックス燃料を燃やすとしたとき、50万人の署名を集めて九州電力に中止するよう申し込みました。
ところが九電は、
「ああ、そうですか。私たちは実行します。見解の相違です。原発は安全です」とにべもなく取り合いませんでした。
50万の反対署名のなかで、現地の佐賀県では、6万人でした。
何かが足りない。これでは玄海原発はつぶせない。
これが、それからの私たちの再出発でした。
だから100万人の署名ではなく、100万人の反対運動をする人の群れを創り出そう、これが今の呼びかけです。
長い戦いです。潰すまで止めません。
いずれ玄海原発は崩壊します。それが何十年先なのか、ひょっとして、すぐ近くまで迫っているのか。
いずれにしても、原発が無ければ地球温暖化は進むとか、日本の電力の3分の1は原発に頼っているとか、そんな宣伝が深く広く広がっています。
これを潰すとなると大変な努力が必要です。
もっと、次から次へと多くの人の努力が必要です。
6月には広瀬隆さんを呼んで八幡市市民館で講演会を開きます。
今日の何倍もの人と共に、もっと力を集めます。
5月1日 北九州市立商工貿易会館
主催 チェルノブイリ25周年福岡実行委員会
会場の映像です。